爆売れなレブル1100買ってみた

買って乗って分かったこととは?

写真:筆者撮影

レブル1100ってどんなバイク?

 1985年に初代レブルが登場しています。数度のマイナーチェンジを経て2017年に発売されたレブル250は大ヒットとなりました。その後を追うようにレブル500、2021年にはレブル1100が発売されました。これだけ幅広い購入層を得た要因の一つは、足付きの良さをベースとした個性的なデザインと機敏な走りだと個人的に考えます。

写真:本田技研工業

 スペックは割愛しますが、特筆すべきはシート高700mmではないでしょうか。ユニクロのジーンズ股下720mmの筆者でも両足べったり地面に着きますから。クルーズコントロールにグリップヒーター、ETC2.0が標準装備、シート下にはUSB_Cが一口あります。

なぜレブル1100を選んだのか?

 2019年、筆者はレブル500を買うべくホンダドリームに伺いました。もちろんレブルは置いてあったんですが、その横にはCB650Rが置いてあり、その強烈な個性にインパクトを受けてしまいそのままCB650R(以下CB)を購入するという経歴を持っています。CBでの1週間ツーリングを経験した際、積載量不足と運転の前傾姿勢のキツさ(年齢による事情)からCBは長距離には向いていない(個人的理由)と実感しました。日本一周を計画していたので、積載量も問題なく乗車姿勢も楽なアドベンチャーバイクであるアフリカツインDCT(以下アフツイ)を選びました。しかし、コロナ禍の為、日本一周は実行できず、短距離のツーリングを繰り返すうちに足付きの悪さ(短足の意)から少しずつストレスを感じ始めてました。走ってる時は完璧なバイクなんですけど、チョットそこまで・・的なバイクではなくなってしまってました。そんな時にレブル1100を見て決断しました。アフツイと同じエンジンとDCT!その上あの足付き具合!

オプションは何を選んだのか?(次回詳細紹介)

1.フェアリングキット(キジマ)

2.タンクパッド(ホンダ)

3.パイプエンジンガード(デイトナ)

4.スレンダーUSB2ポート(デイトナ)

5.ドラレコ(デイトナ)

6.ゲルザブ(ドッペルゲンガー)

7.リアキャリア(ヘプコ&ベッカー)

8.トップケースホルダー イージーラック(ヘプコ&ベッカー)

9.ソロラック(ヘプコ&ベッカー)

10.ハンドルバーマウント(クアッドロック)

1000km乗った感想

一言、「觔斗雲(きんとうん)だ!」西遊記に出てくる雲に乗って空を飛ぶアレ。楽で楽しい!って表現です。エンジンとDCTはアフツイで慣れてたのでスムーズに乗りこなせましたし、高速道路ではETCとクルーズコントロールが大活躍。寒い時期はグリップヒーターも あったか~い しね。肝心なコスト、すなわち燃費は、高速使用が多く含まれますが、1000km走行後の平均で約24.8km/Lでした。CBとアフツイは一度も計測してないので、比較出来ず。では具体的に気に入った点と気になる点をまとめてみましょう。レブル1100特有ではない事項も含まれます。

気に入った点

 ンドル切れ角が大きい(CB650Rに比べて)

最小回転半径2.9mです。CBは2.8m アフツイ2.6m、回転半径ではCBが小さいけど取り回しの際の切り返す回数はCBが一番多かった。軸距の違いでしょうか。

 ベタ足の安心感(シート高700mm)

 乗ったままヨタヨタ移動が出来る(両足ベタなので)

 靴はなんでも良い(クラッチがないので)

   クラッチがあると左足の甲側を使いますが、DCTはそのクラッチがないので

   靴を選びません。安全性の検討は必要ですけど。

 登り坂道のノロノロ運転らく(DCTなので)

   半クラッチが必要ないので、左手の疲労は相当軽減されます

 トップケースの横幅がバックミラーの見え範囲と干渉しない

   トップケースの位置が低いからだと考えます

 軽く感じる(アフツイに比べて)

   個人的感想ですが、重心が低いからかな

 お腹に風が入ってこない(着座姿勢の影響か)

   CBは膝位置が腰より低く、足に当たった風が上着の裾から入ってきてた模様

   レブルは膝位置が腰と同レベルなので風が入ってこない模様

レブルの風のあたり方 写真:本田技研工業

気になってる点

 スネとステップが直撃する(取り回しの時)

   これは痛い!ほんとに痛い!!

   取り回し姿勢を工夫するか、スネを竹刀で叩いて鍛えるしかないかな、右スネだけ

 燃料タンク容量もうチョット欲しい

   燃費が約24.8km/L、タンク容量が13L。残量4Lでメーター点滅

   だいたい223kmで点滅開始。総航続距離は322.4km。1回の給油で400km走れたらな

 マフラー形状(音は気に入ってる)この形状は・・・ねぇ

写真:本田技研工業

 なんか長く感じる(横幅が薄いからかな)

   個人的感想です。

今後の課題

 ライディングモードをアレンジしてみる

写真:本田技研工業

   液晶モニターの使い方含めて学んでいきたい

 マフラー交換検討(音量据え置きで可能なら)

 バックミラー交換検討(もう少し横長希望)

 フォグランプ取付検討(多分つけないけど)

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shin
1966年生まれ。 20代まで自由に生きていたが、30代に初めて会社員として生きる。 中国(大連、上海、青島)10年間の駐在を経て2020年に帰任。 日本について知らない事ばかりと気づく。色々な経験を通して知見を広げ、世の中の役に立ちたいと願う。