霊峰 白嶽(しらたけ)を目指せ!

ヤリスクロスで初キャンプ

対馬(対馬島)について

長崎県に属する国境の島。面積708.7 km²は日本第10位。

島内人口は28,502人(令和2年国勢調査結果より)。

歴史的背景については、簡単には記せない為ここでは割愛させていただく。

お世話になったキャンプ場を下記に記す。

■あそうベイパーク オートキャンプ場

〒817-0323 長崎県対馬市美津島町大船越

対馬ツアーの行程

■2022年3月8日

福岡市内自宅発→博多港→(フェリー)→厳原港→キャンプ場

■2022年3月9日

キャンプ場→白嶽登山→温泉→和多都美神社→キャンプ場

■2022年3月10日

キャンプ場→海神神社→厳原港→博多港→(フェリー)→自宅着

白嶽(しらたけ)への登山 概略

日本百低山No.87。518m

写真:筆者撮影

白い石英斑岩の双耳峰の容姿。古くは信仰の対象でもあった模様。対馬を象徴する代表の一つと言えるのではないか。今回の登山は県道24号線から分岐して約5分、立派なトイレがある第二駐車場を目指し、そこからもう少し登った第一駐車場まで車で向かった。その登山口から登頂を目指した。

2022年3月8日

対馬へのアクセスは、九州郵船212便(フェリーきずな)を使った。

博多港10:00発

厳原(いづはら)港14:45着

平日の福岡のど真ん中を、それも大渋滞が予測される道を通るという事で、自宅をかなり早めの06:30に出発、天神(てんじん)手前の日赤近くのマクドナルドで朝食を取ることにした。なんとか渋滞にはまる事なく博多港に到着。博多港では車の待機場所が分からずファミマ前に駐車し、受付へ向かった。受付の際、よくみると受付カウンターに写真付きで待機場所の説明があったのでそちらへ受付後に移動。コンテナなどが置いてあるところにぐいぐい入っていく。ここで係員の方からチケットの買い方を間違っていると指摘され、慌てて受付へ引き返し購入し直す。結構な台数が待機中だ。

写真:筆者撮影

いよいよ乗船の時が来た。車での乗船はバイクの時のコケない様に!路面滑るなよ!とは違った緊張感がある。出港し博多港を離れて、志賀島を海側から眺め、西浦岬灯台近くを過ぎてしばらくすると壱岐島が見えてきた。壱岐島を出港するといよいよ航路を対馬にとる。対馬に近づくにつれてその大きさに圧倒される。こんなに大きいのか!対馬って。

写真:筆者撮影

下調べでキャンプ場周辺では買出し出来そうになかったので、厳原港近くのスーパーに寄った。そのスーパーからキャンプ場までは約30分の道のりだ。道中ほとんど50キロ制限であり、車の流れはかなり早く、ペースが早い後続車への譲り合いが多く見られた。これは対馬マナーの一つみたいだ。

キャンプ場に着いて受付を済ます。1泊2000円。管理人の方はすごく親切な方だった。管理棟からサイトまで離れており、初回の利用という事で現地まで車で並走移動し、サイト内の説明を頂いた。水洗トイレ、シャワー(湯水は20度前後)、ゴミ捨て場、炊飯棟がある。冬場のシャワーは寒いかもしれない。テントサイトは他のキャンパー居ないので、好きな場所を選べた。

写真:筆者撮影

そのテントサイトは車を横付けでき、ウッドデッキが備え付けてあり、電源1口と夜間照明付き。

写真:筆者撮影

季節的にも虫が少ないと判断し、インナーテントは使用せず。寒さ対策として電気毛布とポータブル電源を持ち込んだ。

写真:筆者撮影

夕食は鍋。鳥つみれとキャベツ。一人用の鍋食材って難しいよね。多品種少量が出来ないという意味で。

写真:筆者撮影

明日は今回のテーマである白嶽への登山という事で早めに休みます。

写真:筆者撮影

対馬ツアー1日目の動画

2022年3月9日

05:00起床。夜中の気温は3度ほどで、肌寒かったので電気毛布を弱で使用した。なんと快適な事か!

写真:筆者撮影

朝食は卵とベーコンを炒めてコーヒーという内容。念願の登山の準備をして出発!

キャンプ場から白嶽第一駐車場まで約30分の距離。現地は5台くらいの駐車スペースしかないとの事前情報からちょっと心配に。第二駐車場から第一駐車場までの道のりも狭いとの前評判だったが、問題なく通行でき、駐車もできた。ただし1箇所だけかなりの切り返しが必要だが。今回は離合(すれ違い)がなかったが、対向車があると結構困るが、譲り合えばなんとかなると思われる。

第一駐車場から第二駐車場までの動画を撮影したので、ご参考に。

駐車場の掲示板を確認し、登山スタート。

写真:筆者撮影

30分ほど川沿いを歩くと最初の宿坊を発見!この日は合計3箇所の宿坊跡を目視することができた。その後、徐々に斜面の角度がキツくなる。鳥居が見えてきて白嶽山頂方面と上見坂方面と分ける。この鳥居を過ぎるとかなりの急登が現れる上、木々の根っこが張り出しておりつまずきながらの歩行となる。

写真:筆者撮影

その後祓戸神社前の広場に辿り着き、最後のロープを掴んでの登りとなる。登り切ったとこが山頂と思いきや、一旦下って左の岩を登っていくと山頂に聳える岩が目前に現れた。

写真:筆者撮影

この岩の向こうは崖になってる様で膝あたりがむずむずしてきた。高所恐怖症なもんで。この山頂の岩を登る人っているんだろうか?命がけになるよね。幸い風もなくドローンを飛ばす事が出来た。山頂のあたりだけに現れる白い岩肌は神秘的でもあり、遠く離れた場所からも容易に目視できる。ここからの眺めは本当に壮観だった。

写真:筆者撮影

山頂からほど近いところに「岩テラス」がある。足元はかなり危険だが、ここからも絶景だ。

写真:筆者撮影

下山後は対馬ホテル前の「たま〔真珠〕の湯温泉」に寄って、ふくらはぎ近辺の入念な自己手もみを実施。湯温が高くも低くもなく長く浸かれる。最高。入浴料?忘れた。

温泉の後、海中鳥居が有名な豊玉姫の墳墓もある和多都美(わたづみ)神社(祭神:彦火火出見尊、豊玉姫命)へ参拝。この神社の鳥居は5つあるんだけど、そのうちの2つが海中に立ってる。

写真:筆者撮影

豊玉姫の墳墓は印象的だった。

写真:筆者撮影

後で知ったが、海神神社を参拝し、その際引換券を頂いて来れば御朱印はここの神社で頂けるそうだ。この神社は手入れも行き届いており大事にされてる神社という印象だ。龍宮伝説もあるらしい。

写真:筆者撮影

今日も綺麗な夕日に出会えました。

写真:筆者撮影

対馬ツアー2日目の動画

2022年3月10日

幻想的な朝を迎えて

写真:筆者撮影

対馬ツアー最終日はフェーリー乗船前に海神神社(対馬國一宮)(主神:豊玉姫命)に参拝。

写真:筆者撮影

携帯の電波が入らず、なぜか「今海外(韓国)に居るよね?」的なメッセージを受信。それほど韓国に近いという事なんだと気づく。

写真:筆者撮影

本殿に向かう階段の途中、どこからともなく足元に転がってきた小石が気になり、帰りに同じ場所にあったので拾ってしまった。何かの縁では?と感じるくらい感傷的になる雰囲気の一之宮神社。この小石が今後、吉と出るのか?それとも凶と出るのか?気になるところ。

写真:筆者撮影

書き置きの御朱印

写真:筆者撮影

対馬ツアー3日目の動画

対馬ツアーを終えて

テーマである、白嶽登山は無事安全に執り行うことが出来た。登山後となったが二つの神社へご報告させて頂いた。

サブテーマのヤリスクロスでのキャンプだが、心配された車への積載量は、ルーフキャリアへの積載も必要なく車内だけの積載で十分だと分かった。3泊以上の装備だと更に積載は増えるだろうが、今のところルーフキャリアの購入は必要ないと判断した。

合わせて今ツアーの数ある気づきは別途改善し、次回に備えることとする。

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shin
1966年生まれ。 20代まで自由に生きていたが、30代に初めて会社員として生きる。 中国(大連、上海、青島)10年間の駐在を経て2020年に帰任。 日本について知らない事ばかりと気づく。色々な経験を通して知見を広げ、世の中の役に立ちたいと願う。